
こまちさんのジャーニー
こまちさんのプロフィール
患者との関係性 本人
病気発症時のご年齢 10代1
性別 女性
居住地区 北海道
病名 クローン病2
診療科 小児科→消化器内科
治療箇所/部位 食道、小腸、大腸
初期症状 診断を受ける1年前から、ご飯を食べた時に飲み込みづらい、喉に食べ物がつっかえるような感覚がありました。
こまちさんのジャーニー
- 2015年9月
- 初期症状
- 診察のきっかけ
- 病気判明
- 2016年9月
- 選択肢
- 方針決定
- 2016年9月~
2017年4月- 治療前の準備
- 治療中の出来事
- 治療の感想
- 治療後の経過
- 治療後の結果
- 2024年9月
- 感想
- 伝えたいこと
こまちさんの体験談
病気の診断
初期症状が現れた時期:2015年9月 病気判明の時期:2016年9月
初期症状
診断を受ける1年前から、ご飯を食べた時に飲み込みづらい3、喉に食べ物がつっかえるような感覚がありました。また、食べたものがそのまま出てくるような消化不良の症状もありました。また、2017年に入ってから結節性紅斑4が足に現れるようにもなりました。
診察のきっかけ
結節性紅斑が出来た時に、かかりつけの病院からは「問題ない」と言われたのですが、調べると何かの病気の合併症として出ることがあるとのことだったので、何かあったら困るのでということで改めて大きな病院に行ってみることにしました。
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- 【注釈】10歳代~20歳代の若年者に好発します。発症年齢は男性で20~24歳、女性で15~19歳が最も多くみられます。男性と女性の比は、約2:1と男性に多くみられます。 ↩︎
- 【注釈】口腔から肛門までの全消化管に、非連続性(飛び飛びに)の慢性の炎症が生じる原因不明の病気です。いわゆる自己免疫疾患で難病に指定されています。
潰瘍性大腸炎とほぼ同じような病気なのですが、潰瘍性大腸炎が大腸のみに炎症が発生するのに対し、クローン病ではすべての消化管に炎症がおきます。
腹痛と下痢が半数以上の患者さんでみられます。発熱、下血、体重減少、 全身倦怠感 、貧血、腹部腫瘤などの症状が出現します。また、腸管に瘻孔 (穴が開く)、 狭窄 、 膿瘍 などがおきたり、嚥下障害(のみ込みにくい)の自覚症状の合併もあります。くわえて、関節炎、虹彩炎、 結節性紅斑、肛門部病変など腸管以外の症状が出る場合があります。 ↩︎ - 【注釈】嚥下障害は良く知られている症状の一つです。 ↩︎
- 【注釈】下肢前面に出る紅斑で感染によります。以前は結核との関連性が指摘されていましたが、最近では小児の連鎖球菌感染症、サルコイドーシス、炎症性腸疾患が注目されています。 ↩︎
- 【注釈】臨床症状でクローン病を念頭に置き、小腸内視鏡、カプセル内視鏡、MRI、CT、腹部超音波検査などの画像検査でクローン病の特徴を把握することで診断につながります。 ↩︎
- 【注釈】腸管の安静と食事からの刺激を取り除くのですが、一言でいうと、口から食べないと言うことです。腹痛や下痢などの症状が改善と消化管病変の改善が認められます。
経腸栄養とは胃や小腸にチューブを挿入して栄養や水分を補給する方法です。経鼻経腸栄養、胃瘻、腸瘻などがあります。
完全中心静脈栄養とは、生命維持に必要な糖質、アミノ酸、脂肪、ビタミン及び微量元素を含んだ栄養液を中心静脈内に直接投与する療法で完全静脈栄養法ともいいます。注射できる状態の栄養です。
薬としては、抗菌薬(抗結核薬)、免疫調整薬、副腎皮質ホルモンが使われます。 ↩︎ - 【注釈】完全中心静脈栄養と言います。鎖骨の下にある静脈に管を差し込みます。生命維持に必要な糖質、アミノ酸、脂肪、ビタミン及び微量元素を含んだ栄養液を中心静脈内に直接投与する療法で完全静脈栄養法ともいいます。注射できる状態の栄養です。 ↩︎
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