
りんごさんのジャーニー
りんごさんのプロフィール
患者との関係性 本人
病気発症時のご年齢 40代
性別 女性1
居住地区 北海道
病名 強皮症2
診療科 膠原病内科
治療箇所/部位 手の指3
初期症状 指にレイノー症という指が冷たくなる症状がでました。
りんごさんのジャーニー
- 2017年12月
- 初期症状
- 診察のきっかけ
- 病気判明
- 2018年1月
- 選択肢
- 方針決定
- 2018年1月~
3月- 治療前の準備
- 治療中の出来事
- 治療の感想
- 治療後の経過
- 治療後の結果
- 2024年9月
- 感想
- 伝えたいこと
りんごさんの体験談
病気の診断
初期症状が現れた時期:2017年12月 病気判明の時期:2017年12月
初期症状
2002年から全身性エリテマトーデス4の治療を行っていましたが、その期間に子どもを二人産み、子育てをしていました。子育てをしているときは症状が安定しており、入院することもなく仕事もしていました。
安定した生活が続いていましたが、2017年12月に指にレイノー症5という指が冷たくなる症状がでました。
診察のきっかけ
レイノー症の場合、白くなって、紫色に変わり、その後赤くなって治るというのが大体の流れなのですが、この時は指が紫色の状態から戻りませんでした。段々と痛みが増していき、夜は動いていないと悶絶する痛みがあり、痛み止めも全く効きませんでした。その状態が1カ月ほど続きましたが、いよいよダメだってことで病院に行きました。
この続きをご覧頂くにはログインを行う必要があります。
会員登録(無料)が未済の方は こちらから登録 をお願いします。
会員登録(無料)が未済の方は こちらから登録 をお願いします。
- 【注釈】女性に多く見られます。 ↩︎
- 【注釈】強皮症とは皮膚が硬くなる病気なのですが、皮膚のみに症状が現れる限局性強皮症と皮膚に加えて内臓も固くなる全身性強皮症の2種類があります。両者はまったく異なる病気なので区別しなければなりません。この方は限局性です。限局性強皮症の患者さんが、診断名を単に強皮症とだけいわれ、全身性強皮症と思い込んで悲観することがあります。医師も患者も注意が必要です。 ↩︎
- 【注釈】強皮症の最もよく知られている症状は、手足の指さきの潰瘍であり、典型的な初期症状でもあります。 ↩︎
- 【注釈】全身の様々な場所、臓器に、多彩な症状を引き起こす病気です。 ↩︎
- 【注釈】寒冷や緊張などにより指先の色が白くなる現象です。血管が発作的に収縮したので血液が指先に行かない状態です。典型的なケースでは、指先の色がまず白くなり、白色の後に紫色に変わり、赤色となったのち元に戻ります。 ↩︎
- 【注釈】指先の炭化とは、壊疽のことです。壊疽は皮膚や皮下組織が死滅すると、黒色や暗褐色に変色します。壊死の状態です。壊死は、糖尿病などの病気や外傷によって血流が悪くなり、組織が酸素不足に陥ることで発生します。壊疽が進行すると、感染症のリスクが高まりますから、最悪の場合切断することになります。 ↩︎
- 【注釈】タンクの中に患者を収容し、タンク内の空気の酸素分圧を上げた後、2気圧にして、高濃度の酸素を吸入させる。通常は10分 – 15分程度をかけて装置内の気圧を高め、その後に60分程度安定した高気圧環境下に患者をおいた後、昇圧と同等またはやや長い時間をかけて減圧する治療法。 ↩︎
- 【注釈】危ないところであったと推測できます。酸素療法のタイミングが遅れていたら、指先の切断も治療の選択肢に入ってしまうところでした。 ↩︎
- 【注釈】関節が曲がって動きづらくなります。 ↩︎
コメント