
たなえさんのジャーニー
たなえさんのプロフィール
患者との関係性 本人
病気発症時のご年齢 30代、女性
性別 女性
居住地区 兵庫県
病名 IgG4関連疾患1、ミクリッツ病
診療科 総合診療科、リウマチ科、膠原病科
治療箇所/部位 30代、女性2
たなえさんのジャーニー
- 2009年4月
〜5月- 初期症状
- 診察のきっかけ
- 病気判明
- 2009年5月
- 選択肢
- 方針決定
- 2009年6月~
現在- 治療前の準備
- 治療中の出来事
- 治療の感想
- 治療後の経過
- 2025年6月
- 感想
- 伝えたいこと
たなえさんの体験談
病気の診断
初期症状が現れた時期:2009年4月頃 病気判明の時期:2009年5月
初期症状
ある日瞼を触った時に目の外側にくりくりとした硬いものに触れ、しばらく放置していたらどんどん腫れてきたが痛みやかゆみはなかった。
診察のきっかけ
そのくりくりが腫れてきてしかも両サイド同時3だったのでこれは何かおかしいと思ったのすぐ病院へ行きました。
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- 【注釈】新型コロナ感染症のパンデミックの時に予防接種を受ける時、接種をすれば「抗体」が増えるという説明がありました。抗体とは、病気に対する抵抗力です。IgG4はそのような抗体のひとつです。ただし、その抗体も増えすぎると体を壊します。自己免疫疾患と呼ばれるものの一つです。 ↩︎
- 【注釈】発症年齢は40代から60代、男女比は1:14と圧倒的に女性に多く、難病に指定されています。 ↩︎
- 【注釈】涙腺あるいは耳下腺、顎下腺が持続的(3か月以上)かつ対称的に腫脹する病気はミクリッツ病の可能性が高いです。 ↩︎
- 【注釈】ミクリッツ病の確定診断基準は、血液検査で高IgG4血症(135mg/dL以上)ですから、この時点では診断は困難でした。 ↩︎
- 【注釈】 ミクリッツ病の確定診断基準に達していました ↩︎
- 【注釈】新しい概念でまだよく知られていません。全身の様々な臓器が腫れ、結節(グリグリ)ができる原因不明の病気です。腫れる臓器としては膵臓、胆管、涙腺・唾液腺、中枢神経系、甲状腺、肺、肝臓、消化管、腎臓、前立腺、後腹膜、動脈、リンパ節、皮膚、乳腺などが知られています、と聞くと、どこは大丈夫なのですかと質問したくなるくらいに全身が侵される可能性があります。 ↩︎
- 【注釈】主治医は、何らかの自己免疫疾患だろうという印象を持っていたことがよくわかる説明です。このような場合、ステロイドが第一選択になります。 ↩︎
- 【注釈】客観的で正しい判断です。 ↩︎
- 【注釈】ステロイドを最初は大量に投与し、通常は1~2週間程度で徐々に投与量を減らしていく治療法で、ステロイド漸減(ぜんげん)投与といいます。 ↩︎
- 【注釈】満月様顔貌と翻訳される医学用語ですが、顔が満月のように丸くなってしまう状態です。最もよく知られている原因はステロイドの副作用です。若い女性にはつらい経験でしたでしょう。 ↩︎
- 【注釈】2012年の血液検査で初めてIgG4の値が444と高くなっていることと、病理組織学的(顕微鏡検査)で陽性所見が得られたのです。 ↩︎
- 【注釈】胆汁うっ滞(胆汁の流れが停滞した状態)を生じる慢性の肝臓病です。脂肪の消化・吸収を促進する胆汁は、肝細胞で作られ胆管と呼ばれる管を通って胆のうに蓄えられます。その胆管が破壊されると胆汁は胆嚢に行けず、肝臓内にたまってしまい、肝障害を引き起こします。自己免疫的機序が考えられています。 ↩︎
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