下垂体炎(下垂体腫瘍)の体験談【つむつむさん】

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  • 体験談は医師によるチェックを行っており、明らかな間違いや誤解を招くような表現はないようにしていますが、なるべく発信者の生の声をお届けするために訂正は最小限にとどめています。

つむつむさんのジャーニー

つむつむさんのプロフィール
患者との関係性   本人
病気発症時のご年齢 30代
性別        女性1
居住地区      神奈川県

病名        下垂体炎(下垂体腫瘍)2
診療科       脳神経外科、内分泌内科
治療箇所/部位   脳(下垂体)

つむつむさんのジャーニー

つむつむさんの体験談

病気の診断

初期症状が現れた時期:2022年2月  病気判明の時期:2024年1月

初期症状

2022年2月頃より、月経が停止し、異常なほどの口渇感が現れ3、頻繁に大量の飲水を必要とするようになりました。当初は産後の授乳による影響と考え、大きな問題とは認識しておりませんでした。

診察のきっかけ

授乳終了後も月経の再開が見られなかったため、婦人科を受診いたしました。血液検査の結果、ホルモン異常の兆候が見られたため、脳神経外科への紹介を受け、さらに詳しい検査を進めることとなりました。

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  1. 【注釈】女性に多く起きることから、妊娠、分娩などにも関連しているのではないかと考えられています。年齢的には、更年期前後での発症が多いという特徴が見られます。 ↩︎
  2. 【注釈】下垂体腫瘍による下垂体炎と診断されていますので、病名は下垂体腫瘍がより実態を表していると思います。 ↩︎
  3. 【注釈】異常に口が渇く場合には、だ液腺の炎症や自己免疫疾患のシュエーグレン症候群、腎臓病、糖尿病、薬の副作用、ストレスや緊張性尿崩症などが考えられます。そして、ごくまれに、下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンの合成・分泌障害で生じる、尿崩症という病気があります。
    単に口が渇いて水を飲むよりも度が過ぎて水を飲む場合を多飲といいます。ではどの位の水分摂取が多飲になるのでしょうか。私たちは食事から摂取する水分を除いて、一日1.5ℓくらいの水分摂取が必要で、2ℓまでは正常の範囲です。ですが、それが3ℓとか4ℓになると水分の摂りすぎで、腎臓に負担がかかり、水中毒という状態になる恐れもあるのです。 ↩︎
  4. 【注釈】下垂体炎の原因には下垂体腫瘍や髄膜炎、結核、出産などがあります。 ↩︎
  5. 【注釈】下垂体腫瘍の治療法は、手術療法、薬物療法、放射線治療がありますが、手術療法が第一選択です ↩︎
  6. 【注釈】通常、手術の直後から会話が可能ですし、翌日から食事もできます。約2~3週間で退院できます。特に症状がなければ、リハビリテーションは必要ありません。 ↩︎

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